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Qi10 フェアウェイウッド 2024の試打・評価|全3機種の違いを比較|スペック・発売日・発売価格

この記事は約8分で読めます。

テーラーメイドの2024年の最新モデル「Qi10」シリーズ。

フェアウェイウッドは前作同様に3タイプに分かれています。

各タイプの違い、特徴、スペック、発売日、発売価格など詳細をまとめました。

⇒ Qi10 ドライバー 2024の試打・評価|全3機種の違いを比較

⇒ Qiアイアンの試打・評価|ステルスアイアンとの違い

Qi10シリーズのフェアウェイウッドは3機種

Qi10シリーズのフェアウェイウッドは、ドライバー同様に3タイプに分かれています。

上図の左から低スピンタイプ(ツアー)、スタンダードタイプ、ドロータイプ(MAX)となっています。

低スピンタイプはドライバーでは「LS」でしたが、フェアウェイウッドでは「ツアー」となっています。

モデル 特徴
Qi10 ツアー アスリート向けの低スピンタイプ。
前後方向のスライド式ウェイト調整機能を搭載。
Qi10 スタンダードタイプ。
弾道バイアスが無い、ど真ん中のモデル。
Qi10 MAX 高慣性モーメントタイプ。
後方に重量が集中していて寛容性と弾道高さが優れている。

Qi10シリーズ フェアウェイウッド3機種の違いを比較

ヘッド形状の違い

※左からツアー、スタンダード、MAX

左のツアーは、きれいな洋ナシ型で、重心距離が短く操作性の高さが感じられます。

中央のスタンダード、右のMAXは後方が長く取られたストレッチバックで、特に右のMAXはヒール寄りも体積が取られていて、つかまりの良さが感じられます。

※左からツアー、スタンダード、MAX

こちらは横から見た映像を並べたものです。

ツアーが最もディープで、スタンダード、MAXとなるにつて、後方のストレッチが長く取られ、平べったいシャローなボディ形状になっています。

このシャロー感は低重心化・深重心化に直結しますので、球の上がりやすさ、寛容性を高める形となっています。

ウェイトの違い

*出典:youtube

Qi10シリーズのフェアウェイウッドは、外観以上にウェイトの配置に大きな違いがあります。

ツアーは外側に搭載されたスライダー式のウェイトですが、スタンダードとMAXは内部ウェイトのため、外観からは特徴が把握しづらくなっています。

最も優しいMAXは後方に42gの大重量が配置されていて深重心による高MOIが実現されています。

スタンダードは、前方と後方に分けることで安定感があります。

ツアーは移動式にすることでスピン量などの調整が可能となっています。

スペックの違い

▼タイプ別の番手とロフト角

番手 ツアー スタンダード MAX
3 15 15 16
3HL 16.5
5 18 18 19
7 21 22
9 24

スタンダードタイプは3~9番に加えて、高打ち出したの3HLもあり、番手の豊富さが特徴となっています。

一方、MAXタイプは全番手で標準的なスペックよりもロフトを1°寝かせてありますので、ロフト設定だけでも球の上がりやすさが備わっています。

▼3番ウッドのスペックを比較

タイプ ツアー スタンダード MAX
ヘッド体積 170cc 195cc 200cc
ロフト角 15 15 16
ライ角 57° 56.5° 58°
長さ 43.25″ 43.25″ 43.25″
クラブ重量(SR) 318g 316g 313g

スタンダードとMAXは、3番ウッドとしてはかなり大きめにヘッドサイズを取ってあります。

また、ここには書き表せていませんが、3番と5番の間は、クラブ長さが0.5インチではなく1.0インチの差を持たせてあり、上述の番手間の飛距離の差を出しやすくなっています。

Qi10シリーズ フェアウェイウッド 3種類の特徴・スペック

Qi10 ツアーフェアウェイウッド

試打・評価

こちらは低スピンタイプのQi10 ツアーフェアウェイウッドで、ステルス2 PLUSフェアウェイウッドの後継モデルということになります。

前作同様に前後方向のスライダー式ウェイト調整機能が搭載されていますので、スピン量、弾道高さ、寛容性を変えることができます。

プロによる試験でスピン量が最大1,000rpm変わったことが製品発表会で説明されていて、調整幅の大きさもポイントとなっています。

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スペック

番手 ロフト角 ライ角 ヘッド体積 長さ
3 15 57 170 43.25
5 18 57.5 150 42.25

Qi10 フェアウェイウッド

試打・評価

こちらはスタンダードタイプのQi10ファウェイウッドで、ステルス2 ファウェイウッドの後継モデルということになります。

前作と比べると、3番・3HLは10cc、5番以降は5ccヘッド体積がアップしていてシャロー感が出ています。

内部ウェイトは前後に分けて配分されていて、後方ウェイトにより慣性モーメントを保ちつつ、前方ウェイトにより低スピン性能も保たれています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 ヘッド体積 長さ
3 15 56.5 195 43.25
3HL 16.5 57 195 43.25
5 18 57.5 175 42.25
7 21 58 175 41.75
9 24 58.5 160 41.25

Qi10 MAXフェアウェイウッド

試打・評価

こちらは高慣性モーメントタイプののQi10 MAXフェアウェイウッドで、ステルス2 HDフェアウェイウッドの後継モデルということになります。

ヘッド体積は3番で200ccあり、シャローヘッドと相まって安心感がかなりあります。ヒール寄りの体積もしっかりありますので、高さが出しにくい方、右へのミスが気になる方は、とても構えやすい形状です。

フェアウェイウッドに苦手意識がある方は、このモデルから検討されることをオススメします。

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スペック

番手 ロフト角 ライ角 ヘッド体積 長さ
3 16 58 200 43.25
5 19 58.5 180 42.25
7 22 59 165 41.75

Qi10シリーズ フェアウェイウッド3機種の発売日・発売価格

Qi10シリーズのフェアウェイウッド3機種の発売日は、2024年2月2日です。

発売価格は、タイプ・シャフトにより以下の通りとなっています。

<Qi10 ツアーフェアウェイウッド>

  • Diamana Silver TM50:69,300円
  • Tour AD VF-6:82,500円
  • SPEEDER NX BLACK 60:80,300円
  • DiamanaWB 63:80,300円

<Qi10フェアウェイウッド>

  • Diamana BLUE TM50:60,500円
  • Tour AD VF-6:73,700円
  • SPEEDER NX BLACK 60:71,500円
  • DiamanaWB 63:71,500円

<Qi10 MAXフェアウェイウッド>

  • Diamana BLUE TM50:60,500円
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